ソフトバンク延長12回一死満塁、栗原陵矢が中前へはじき返す…恩人の命日に捧ぐ決勝打
ソフトバンク3―0オリックス(15日)――ソフトバンクが延長戦を制し、6連勝で12球団一番乗りの80勝に到達。十二回、栗原の適時打で均衡を破った。オリックスは十一回のサヨナラ機を生かせず5連敗。 【写真】延長12回1死満塁、先制適時打を放ち喜ぶ栗原
ソフトバンクの栗原が勝利を呼び込む一打を放った。延長十二回、一死満塁で打席に立つと、山田の低めの球を中前へはじき返し、三塁走者の川瀬を生還させた。コンディショニング担当として、チームを長年支えてきた川村隆史さんが55歳で急逝してから4年。恩人が亡くなった大切な日に決勝点を挙げた栗原は、「川村さんに今も元気で野球をやれていると報告したかったので、何とか勝てて良かった」と喜びをかみしめていた。