23日開幕 みなぎる闘志、報告 龍谷大平安、福知山成美が毎日新聞支局など訪問 /京都
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会(23日開幕、阪神甲子園球場)に府内から出場する龍谷大平安と福知山成美の選手、監督らが18日、毎日新聞京都支局(京都市上京区)などを訪ね、大会に向けての意気込みを新たにした。【矢倉健次、南陽子】 龍谷大平安ナインらは午前9時前に支局に到着。関目六左衛門校長の出場報告、責任教師・杉山隆文副部長によるベンチ入りメンバー紹介の後、今西拓人支局長が「野球も我々の仕事も一人一人がベストを尽くして役割を果たすことが、チームの結果につながる。1試合でも多く甲子園で戦ってください」と激励。水谷祥平主将(2年)が「優勝した昨秋の近畿大会と同じように、全員一丸で戦う」と決意を表明し、原田英彦監督は「技術的には未熟なチームかもしれないが、みんなで束になって相手にかかっていく」と述べた。 一行は同日、府庁や京都市役所なども訪問し、浄土真宗本願寺派本山・西本願寺に奉告参拝。学校での壮行会では来賓の祝辞や府高野連などからの記念品贈呈の後、原田監督の呼びかけに応じて甲子園で応援団長を務める白浜海大選手(2年)が気合の入ったエールを送り、会場を盛り上げた。1回戦は第3日第1試合(25日午前9時開始予定)で津田学園(三重)と対戦する。 一方、福知山成美のナインは赤と青が鮮やかなユニホーム姿で支局を訪れた。代表して抱負を述べた岡田健吾主将(2年)は「一戦必勝」の言葉を挙げ、「初戦の相手が決まり、万全の準備に取り組んでいる」と意気込んだ。 一行は同日、府庁なども訪れた。第4日第1試合(26日午前9時開始予定)で筑陽学園(福岡)との1回戦に臨む。 ◇知事「頂上を」 府庁で龍谷大平安と福知山成美両校からセンバツ出場報告を受けた西脇隆俊知事は「お互い頂上を目指してほしい。球児の夢を背負っているという名誉と誇りを持って戦ってください」と激励した。【今西拓人】 〔京都版〕