日常に潜む“小さい絶望”がぬいぐるみに!? 「カバンの底で潰れたおにぎり」←あるある過ぎると話題
日常生活での小さな絶望といえば、なにを思い浮かべますか? 実はいま、SNSを中心に誰もが体験したことがある“小さい絶望のぬいぐるみ”が話題を集めています。 【写真】日時に潜んだ“絶望”がぬいぐるみに!? ラインナップは30種類も X(旧:Twitter)に投稿されたのは、「上手に割れなかった割り箸」「かばんの底で潰れてしまったおにぎり」「カラの入った卵」などの小さな絶望を表現したぬいぐるみの数々。「あるある過ぎるし、かわいい」「センスが抜群!」などのコメントとともに、約8.1万件もの“いいね”を記録しています。 「小さい絶望のぬいぐるみ」が生まれたきっかけや反響について、制作者のまこすんさんに話を聞きました。 ――「小さい絶望のぬいぐるみ」を作ったきっかけは? 【まこすんさん】 日常で、落ち込むわけではないけれど小さい絶望を感じる瞬間は、たくさんあると思います。その出来事をフワフワのぬいぐるみにすることで、思い出してほっこりしたり笑ってもらえるように、願いを込めて制作を始めました。 ――なぜ「小さい絶望のぬいぐるみ」という名前にした? 【まこすんさん】「箸をわるのに失敗した」「潰れたおにぎりがカバンの底から出てきた」など、落ち込むわけではないけれど少しだけショックな出来事を「小さい絶望」と名づけました。 ――ぬいぐるみは何種類ある? 【まこすんさん】 現在、30種類あります。1番はじめに制作したのは、「割るのに失敗した割り箸」でした。いまでは、「画面がバキバキになったスマホ」「泡が多すぎるビール」「スプーンで跳ね返った水」など、30種類があります。 ――1番のお気に入りは? 【まこすんさん】「カバンの底で潰れたおにぎり」をきっかけに、ずっと憧れていたカプセルトイ化のお話が来たので、最も思い出に残っています。また、多くの人に作品を見てもらえるきっかけにもなったので、気に入っています。 ――反響は? 【まこすんさん】 ぬいぐるみをきっかけにカプセルトイ化のお話がきたり、バズった投稿を見て興味を持ってくれる人が増えたり、個展に足を運んでくれる方がいたり……。自分のことを多くの人に知ってもらえる、良い機会になりました。 「なんでこれをぬいぐるみにした?」「世の中にはいろいろな種類の天才がいっぱいいる」など、発想をおもしろく感じてくれるコメントが多くて非常にうれしかったです。 ――普段から創作活動中心の生活をしている? 【まこすんさん】 普段は、会社でグラフィックデザイナーとして働いています。 2~3年前、ハンドメイドイベント『デザインフェスタ』を見に行ったときに、「自分もなにかを作りたい」という気持ちになったことをきっかけにぬいぐるみを作りはじめました。 ☆☆☆☆☆ 現在、ぬいぐるみはオンラインショップのほか、デザインフェスタなどのハンドメイドイベントで手に入れることができるそうです。 今回紹介したのは、誰しも1度は味わったことがある小さな絶望を表現したぬいぐるみ。皆さんも、何気ない出来事から着想を得てみてはいかがでしょうか。 ※ラジオ関西『Clip』2024年11月7日放送回より
ラジオ関西