【MAZZEL夏合宿取材】SEITO、自ら切り出した話し合いを経て「決断力やチームワークが向上している」
勇気を出してメンバーを誘った
──現在のMAZZELのグループとしての進捗については、どのように感じていますか? SEITO 本心を話すと、デビューしたばかりのころから大きいステージに立たせていただいていますけど……壁にぶつかる瞬間ばかりでした。でも、『MAZZEL 1st One Man Tour 2024 “Join us in the PARADE”』が終わり、アリーナでの追加公演も決まって、グループとしてはポジティブな気持ちです。1stアルバム『Parade』でも、メンバー一人ひとりが違った個性を持っている、そんなMAZZELのいい部分を伝えることができました。なにより東京ガーデンシアターで行われた『MAZZEL 1st One Man Tour 2024 “Join us in the PARADE”』最終公演の景色を見て、「こんなにたくさんのMUZEがいるんだな」ってライブを通して実感できて、本当に幸せな気持ちになったんです。めっちゃ素直に言うと、MUZEを見て安心したんです。いろいろ考えていたけど、MUZEが強い気持ちでいてくれたから、僕たちも自信を持てました。 ──壁にぶつかる瞬間が多かったけど、現在はポジティブなマインドで進めているのですね。 SEITO そうですね。メンバーにも言ったんですけど、「ツアーが終わってからアリーナ公演までの期間が一番大事な時期だから、マジでがんばりたい」と思っていて。SKY-HIさんもよく言っているように、歌やダンスには上限がないじゃないですか。練習すればするほど、どんどんよくなっていく。でも、8人でそろって何かについて一緒に考えたり、練習に取り組んだりっていう時間を、今までなかなか取れていなくて。 ツアーが終わったくらいの時期に、勇気を出して「8人でしゃべらない?」と僕から誘ってみたんです。デビューしてからずっと仲はよかったけど、もうすぐデビューから1年半。お互いのことを知るようになってから、ちゃんとプライベートで会って話すことをしていなかったので。そういう機会は初めてだったんじゃないかな。HAYATOの家に集まって、何時間も話をしました。自分の家じゃなくて、勝手に人の家に呼んだんですけど(笑)。 そうしたら、「どんな音楽をやりたい」とか「どんなグループにしていきたい」とか、実は言えてなかったことがどんどん出てきて。最近では、8人で吐き出す話し合いを重ねています。本当にすごくいい方向へ行っているし、決断力やチームワークが向上しているなって、めっちゃ実感してますね。