中島健人が2トーン低い美声で“松永さん”を体現、ツンデレぶりにキュンキュンする幕開け<リビングの松永さん>
中島健人(Sexy Zone)主演のドラマ「リビングの松永さん」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系) の第1話が1月9日に放送された。中島演じる“松永さん”にキュンとし、タイトルがSNSで世界トレンド1位になる好スタートを切った。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】早くも名シーン誕生…上着で美己(高橋ひかる)を雨から守る松永(中島健人) ■「リビングの松永さん」とは 本作は人気コミックを原作に、さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスが舞台。恋に不器用なアラサーのグラフィックデザイナー・松永純(中島)とピュアで一生懸命で恋愛偏差値の低い高校生・園田美己(高橋ひかる)が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していくラブコメディー。 シェアハウスで暮らすメンバーとして、特定の恋人は作らない主義のバーテンダー・鈴木健太郎を向井康二(Snow Man)、医大に通う大学生で恋愛に興味がない北条凌を藤原大祐、カレー屋でアルバイトするオタク系女子・服部あかねを大久保桜子、美己にとって憧れのお姉さん的存在のネイリスト・大貫朝子を黒川智花が演じる。 ■出会いは最悪…しかし、美己の味方になる松永 両親が和歌山に引っ越すことになった美己は、同級生の親友と離れたくなく、卒業までの一年間を叔父・雅彦(山口森広)の家に居候させてもらおうと思い付く。思い立ったら即行動の美己は、さっそく叔父の家に向かうが、その近くで電話をしながら声を荒げる男を目撃。目が合ってしまい思わず逃げ出すが、追いかけてきた男が近づいたところで、持っていたスプレーを男に向かって噴射した。 ちょうどそれが美己の叔父の家の前で、騒動を聞きつけて出てくると、叔父とその男は知り合い。叔父が営むシェアハウスに住む松永だった。松永は美己が落としたスマホを渡そうとしていたのだ。 その後、両親の許可も得て、シェアハウスに住むことになった美己だが、叔父が急に海外赴任することに。保護者がいることを条件としていた母・朋子(映美くらら)が連れ戻しに来るが、ショックを受けた美己は帰ってこない。 探しに出た松永と共にシェアハウスに戻った美己は、「友だちと過ごせる17歳の1年間は今しかない」と母に訴えた。すると、松永は「わがまま言ってんじゃない!お母さんだって意地悪しようと思って言ってるんじゃないことぐらい分かるだろ」と美己を一喝。そして、大人らしく親の思いを諭す松永だったが、美己の友だちへの思いを聞いていたこともあり、自分が保護者代わりになると申し出て、朋子から許可を得ることができた。 ■中島健人の役作りがぴったりとハマってトレンド1位 主演する中島にとって少し久しぶりとなるラブストーリー。気性荒めでカタブツなキャラクターを体現するため、地声より2トーンほど低めに発声することを意識していると明かしているが、それがピタリとはまっている。 美己のことを「ミーコの方が猫みたいで呼びやすいだろ」と勝手に愛称をつける強引さのある一方で、廊下にまであふれた荷物の入った段ボールがいつまでもあると落ち着かないからと命令口調で荷ほどきを促しつつも、てきぱきと手伝い、買い出しにも付き合うという面倒見のよさ。 そんななか、行方をくらませた美己を連れ戻すシーンでは、急に降り出した雨の対策として、自分の上着を使って美己と“相合傘”のようにした。また、ラストでは、美己がお礼に差し出した好物のあんバターサンドをほおばって、「うま~」とニッコリ。「松永さんってこんな顔するんだ」と美己が思ったように、観ているこちらもドキッとさせられた。ここには緩急ある中島の表現力が生きている。 まさに“ツンデレ”で、叱るべきところはわきまえている大人な魅力も持ち合わせた松永がこれからどんな一面を見せてくれるのかますます楽しみに。松永はなぜか人前で脱ぎ癖があり、鍛えられた中島の上半身も見どころの一つとなるようだ。 SNSでの反響も大きく、「松永さんの笑顔にキュンとしてしまった」「あのツンデレな感じがたまらん」「松永さんの優しさと頼もしさにキュン」「私も雨のやつされたい」「テンポよくて面白かった」などの感想が続々と寄せられて、タイトルが世界トレンド1位に輝く好発進となった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部 ※高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記