イモ・栗・カボチャが三位一体!名店で修行を積んだシェフのイチオシパン「いもくりきんとん」とは
フランス語で「スリッパ」の意味を持つアップルパイ!?
「レキップ・ド・コガネイ」の小金井店主が最近食べて感動したパンを尋ねました。 (レキップ・ド・コガネイ・小金井利嗣店主) 「ブーランジュリーヨシオカのショソンオポンム。フランス版のアップルパイ、洋菓子屋さんにあるようなアップルパイ。すごくおいしいなと」 愛知県豊川市にある「ブーランジュリーヨシオカ」は、午前中から店内に大行列ができるほどの人気ぶり。物価高が続く昨今、買い手に嬉しい価格設定のパンがズラリと並びます。パンを作るのは、この道35年以上の吉岡恒雄店主です。 (ブーランジュリーヨシオカ・吉岡恒雄店主) 「先代がここでケーキ屋さんをやっていた。元々パティシエになりたかった。先代から『これからはケーキの時代じゃない!パンだ』と。渋々」 ケーキ屋さんの道は諦めたものの、スイーツ系のパンは特に好評です。独創性が高く、選ぶのにワクワクするパンはおよそ100種類。今回推薦された「ショソンオポンム」もスイーツ系のパンです。「ショソン」はフランス語でスリッパ、「ポンム」はリンゴという意味があります。 アップルパイは三角形や四角形のものが一般的ですが、ショソンオポンムは、楕円型のパイ生地をまるでギョウザの皮のようにして包む半月型。焼き上がると確かにスリッパの先っぽに見えるかもしれません。
形はあるのに溶けていく!絶妙な火加減で炊いたリンゴ
「ブーランジュリーヨシオカ」のショソンオポンムについて、小金井店主が通常のアップルパイと最も異なると感じた点が…。 (レキップ・ド・コガネイ・小金井利嗣店主) 「大きめのリンゴがゴロッと入っている。口に入れた瞬間にスーッと溶けていくような、ジャムのように溶けていく感じ」 とろけるリンゴの食感の秘密は炊き方にありました。大きく角切りにしたフレッシュなリンゴを、休むことなくかき混ぜ続けること約30分…。 (ブーランジュリーヨシオカ・吉岡恒雄店主) 「中火より強めの火、実が残りやすい。炊き方で全然変わる」 試行錯誤の末に生まれた、形はあるのに口に入れた瞬間溶けてしまう、ジュレのようなリンゴ。サクサクのパイ生地との相性抜群のフランス版アップルパイです。 プロが認める味を、1度試してみてはいかがでしょうか。 CBCテレビ「チャント!」1月30日放送より
CBCテレビ