10週間の合宿研修に臨む受講者ら＝21日午後、今治市上浦町甘崎

　愛媛県内外から集まった起業家の卵がデジタル技術や起業精神などを学ぶ講座「えひめIT起業のスゝメ　七十日間登竜門（ドラゴン）研修」が21日、今治市の大三島で始まった。20～40代の15人（県内7人、県外8人）が思い描くビジネスプランの実現を目指し、10週間の合宿研修に臨む。 　県内で創業するIT起業家を育成する目的で、県が主催。参加者は11月29日まで、大三島と松山市の宿泊施設で共同生活を送る。先輩起業家による講義やワークショップでプログラミングなどのITスキルや創業に欠かせない知識、心構えを身に付け事業構想を固めていき、合宿終盤に県内の企業や商工団体の関係者にプレゼンテーションする。