大仁田厚、死も考えた実体験から認知症を語る…15、22日放送ニッポン放送「ひだまりハウス」
今年、レスラーデビュー50周年を迎えた「邪道」大仁田厚(67)がニッポン放送「ウィークエンド・ケアタイム ひだまりハウス~うつ病・認知症について語ろう」(日曜・午前6時25分)に15、22日の2週にわたって出演することが13日分かった。 同番組は、大切な家族や友人のうつ病や認知症のサポートをしたいものの、どのように接していいか悩むリスナー向けに病気の知識を分かりやすく伝え「心にひだまりをあてて、笑顔に変えていく」ことを目的としたもの。 自身も介護職員初任者研修(当時はホームヘルパー2級)経験を持つ大仁田は、認知症専門医の朝田隆氏、進行役の町亞聖さんとともに出演。 デイサービスで体操を教えたことを始め実際に介護の現場で体験したことを明かした上で師匠のジャイアント馬場さんとの思い出話をまじえ67歳の今も一線で活躍、リングに上がり続ける秘訣も語る。 今回の出演にあたり、自身の1983年の左膝蓋骨粉砕骨折による1度目の引退後、「何者でもなくなった自分」に悩み、死も頭をよぎるほど落ち込んだ体験などを振り返ったという大仁田。 今回の番組出演について、「俺は気が落ちた時には、とにかく何か目標を見つけて、それに向かってポジティブに生きるしかないと思っている。そんな思いを今回は語らせてもらった」と話している。
報知新聞社