ロンドンからすし職人を 和食普及へ、専門学校開校
【ロンドン共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「和食」の担い手を海外で養成するため、すしと和食に特化した調理専門学校がロンドンで開校し、記念式典が19日開かれた。東京都の学校法人水野学園が運営する「東京すし和食調理専門学校」のロンドン校で、同学園の海外本格進出は初めて。 週4日、6カ月のコースで、魚のさばき方や和食の実践的な調理法を指導。みそやしょうゆなどの発酵調味料や一汁三菜といった和食の伝統や歴史、接客方法も教える。 コース終了後は農林水産省の調理技能認定が取得できる。1期生は英国、フランス、シンガポールなど英在住のさまざまな国籍の人が集まった。