遠野―釜石間運転見合わせ JR釜石線 岩盤崩落で【岩手】
JR盛岡支社は14日、釜石線陸中大橋―洞泉間で線路脇に岩盤の崩落が確認されたとして、遠野―釜石間の上下線で当面の間、運転を見合わせると発表した。復旧の見込みは立っていない。 同支社によると、13日午後、陸中大橋―洞泉間で上り列車の乗務員が線路脇に落石を発見。安全確認のため、同日は区間含め上下9本が運休し、約440人に影響が出た。 翌14日に現地調査したところ、線路脇に高さ約6・5メートル、幅約4メートルにわたる岩盤の崩落を確認。さらなる落石の恐れがあるとして、同日の始発から遠野―釜石間の上下線で運転を見合わせることにした。 同支社は、バスによる代行輸送を検討中で「お客さまにはご迷惑をお掛けする。早期運転再開に向けて復旧工事を進めていくのでご了承いただきたい」としている。 ひなび、27日まで運休 JR盛岡支社は15日、釜石線遠野―釜石間の運転見合わせに伴い、19、20、27日に運転を予定していた東北線・釜石線臨時快速列車「ひなび釜石」について、運休すると発表した。