「ぼっち旅していたら雑誌の表紙グラビアに」YouTuber・いけちゃん(27)が抱える将来の不安「婚期を逃してしまうんじゃないかと」
── グラビア活動を始めて、変わったことはありますか? いけちゃん:この前、オフ会イベントを開催したのですが、女性のファンの方が来てくれたんです。しかも「私も一級建築士なんです」っておっしゃっていて。建築士ということから私のことを知ってくれたのかと思いきや、グラビアがきっかけらしいのですが。自分の活動を知ってファンになってくれる女性が増えて嬉しいです。 ── グラビア活動はずっと続けていきたいですか?
いけちゃん:グラビアはやっぱりかわいさや若さが重視される世界ですし、ずっと続けられるとは思えないので。今のところ、30歳が区切りかなと思っています。
■いつか自分で建築物をプロデュースしたい ── 今後はどのような活動をメインにやっていきたいと思っていますか? いけちゃん:自分が設計した建物がまだひとつもないので、それを実現させたいです。小さな店舗でもいいし、個人宅でもいいのですが。まずは誰でも出入りできる場所を作りたいという気持ちがあるので、店舗の設計が一番やりたいかな。いつかは自分でプロデュースした作品も作れたらいいなと思っています。
── もともと、建築に興味があったのですか? いけちゃん:建築以前に、海外旅行が好きだったんです。建築学科に進学したいと思ったきっかけは、シンガポールで見た建築でした。シンガポールには美しい建築物がいくつもあるのですが、なかでも『ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(流線型のバイオドーム)』や、『マリーナベイ・サンズ(カジノやホテルなどを擁する総合型リゾート)』といった新しい建築に感動して、私も造ってみたいなって。スペインのバルセロナにある建築家のアントニ・ガウディによる設計の『カサ・ミラ』(ユネスコの世界遺産に登録されている建造物)や、『サクラダ・ファミリア』(140年以上も建設が続いている聖堂)は、学生のころからずっと見てみたいと思っていたので、実物を見たときは本当に感激しました。