「水の都三島で子育て」をPR 三島市が市内外に向けた子育てのまちのプロモーションを展開
三島市は本年度から、市が誇る自然環境と特色ある子育て支援事業を首都圏をはじめ、市内外へ広く周知するため「水の都三島で子育て」プロモーションを展開する。市の強みである自然環境と子育て支援を一体としてPRし、「子育てのまち」としてのイメージ定着を図り、移住・定住者の増加を目指していく。 同市への移住者の意見として首都圏への通勤・通学が可能なアクセスの良さのほか、「水辺環境が良く、そのような自然環境で子育てをしたいと思った」という意見が多かったという。 プロモーションのシンボルデザインは市内在住の絵本作家えがしらみちこさんが手がけた。富士山から流れる清流と、四季折々の自然、名所などに囲まれた子どもの姿を描いた。このデザインを活用し、ポスターの制作・展示、広報みしまを通じた子育て支援策の紹介、首都圏に向けた広告戦略を行う。8月から伊豆箱根鉄道駿豆線へのラッピングも行い、三嶋大祭り、年末年始などで三島市を訪れる観光客、帰省客にアピールする。 30日にえがしらさんが市役所を訪れ、シンボルデザインの完成を豊岡武士市長に報告した。同市に10年程前に移住したえがしらさんは「地域の人が声をかけてくれるなど温かい人柄や自然豊かで散歩しているだけで気持ちが晴れた。子育てに良い街だなと思い、それを絵にした」と語った。豊岡市長は「三島の自然環境とそこで生き生きと暮らす子どもたちが表現され、このプロモーションにマッチしたイラスト」と述べ、感謝を伝えた。
伊豆新聞デジタル