ネットワンパートナーズ、Nozomi Networksとディストリビューター契約
ネットワンパートナーズは、OT/IoTセキュリティーソリューションを展開する米Nozomi Networksとディストリビューター契約を結び、OT IDSアプライアンス「Guardian」の販売と保守サービスを開始した。 昨今、工場内で独立/分断していた生産設備や制御設備、運搬設備などがネットワークで相互接続されるスマートファクトリー化が進んでいる。これにより、生産効率の向上や各設備の自動化、省人化などさまざまな利点がある一方で、サイバー攻撃や不正アクセスなどのリスクが高まっており、セキュリティー対策が急務となっている。 セキュリティー対策の効果を十分発揮するには、対策を検討する初期段階で、産業ネットワークの可視化、守るべき資産の洗い出し、脆弱性などを把握することが重要となる。Nozomi Networksは、こうしたセキュリティー対策の可視化やアセスメントなどを既存の制御システムに影響を与えることなく実現する。同社は、電力・鉄道などの重要インフラや自動車・精密機器メーカーなどの製造業を中心に、国内だけでなくグローバルで幅広い顧客に対し、OT/IoTセキュリティーソリューションを提供している。 可視化やアセスメントに強みをもつNozomi Networksのセキュリティーソリューションをネットワンパートナーズが取り扱うことで、パートナー企業は既存のマルチベンダー製品との組み合わせが可能となるなど、統合的な産業ネットワークセキュリティーを実現することができる。 今後は、同社グループの注力領域の一つであるスマートマニュファクチャリングにおいて、製品の販売だけでなく、同社の技術力・知見・設備をパートナー企業に提供し、課題解決やビジネスを支援していく。