楽天・追加点の好機生かせず大敗…笘篠氏は采配を疑問視「フランコを代える勇気も必要」
◆ 追い上げムード一変も高木氏は「フランコへの期待の方が大きかったのでは」と反論 日本ハムに快勝し勢いに乗る楽天は25日、ロッテと対戦し2-10の大敗を喫した。楽天は先発・内星龍が初回2失点、3回3失点と苦しみ、6回5失点で降板。その後4回と6回に鈴木大地の適時打で2点を返すも、2番手でマウンドに上がった弓削隼人が打者9人に5安打5失点の猛攻を浴びた。チームも連勝とはならなかった。 6回に一死一・三塁から鈴木が適時内野安打を放ち、3点差でなおも一死一・二塁と追加点が欲しい場面。しかし渡邊佳明・フランコが凡退し、好機を逸してしまった。この攻撃内容に、25日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では疑問の声が上がった。 笘篠賢治氏は「フランコの打席の前に、相手投手が西野勇士から横山陸人に代わった。フランコには一発に賭ける思いやプライドもあっただろうが、昨季3打数3三振で横山と相性が悪い」と指摘。「外国人選手の使い方・代え方は難しい所がある」としたうえで「右の代打・阿部寿樹と左の代打・茂木栄五郎が残っていた。新人監督の今江監督を始め、首脳陣がすごく考えたと思う。いろんなことを含めて考えた結果使った以上しょうがないが、フランコにとって圧倒的に分が悪く完全に苦にしている投手なので、コミュニケーションやケアをしながら代える勇気も、勝っていく中で必要だ」と力説した。 高木豊氏は「フランコは前のカードで満塁本塁打も打ったし、詰まっても右前に落とすなど結構当たっていた。だからフランコへの期待の方が大きかったのでは」と反論。「今江監督は結構非情な所もあるので、多分外国人選手の交代は迷っていないと思う。大丈夫」と采配を支持する姿勢を示した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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