猫あるある「なにかの上に乗る」、エストニアで最初に出会った2匹の猫は狛犬みたいだった
こんにちは、世界を旅する犬猫写真家、新美敬子です。今回はバルト3国のうちのエストニアとリトアニアをご紹介します。 【猫写真16点】2匹の猫が、集合住宅の門柱の上に狛犬のように乗っていました エストニアの南西部にある町パルヌの住宅街を歩いていると、2匹の猫が、集合住宅の門柱の上に狛犬のように乗っていました。 そのうちの1匹が門柱から降りて、後をついてきました。シッポをあげてご機嫌な様子です。 その後出会った猫も、みんななにかの上に乗っていました。
切り株の上です。遠くに焦点を合わせて、じっと見つめながらも、こちらを気にしている様子でした。 薪の積み方が、熟練の技のようでステキだなと見とれていると、向こう側から柵に黒猫が飛び乗ってきました。足元があぶなっかしいように見えますが、いつもこんなふうに柵に乗っているんでしょうね。 こちらの白猫が柵の上に飛び乗り、話しかけてきました。できるだけ人間の顔に近づいて話しかけたい、ということなのではないでしょうか。
こちらの黒猫も高いところに乗ってから話しかけてきました。直射日光があたっているのに、なぜか眩しそうではありませんでした。 大きな犬を散歩させている高齢女性と出会いました。川辺に着くと、犬たちはリードをはずされて、自由に走り回っていました。 2匹は兄弟で、手前がヴァントー、奥にいるのはクィッターです。犬種名は特になく、エストニアに昔からいる土着の血統種ということでした。
高齢女性との会話を英語で通訳してくれた女学生の猫、名前はカエサルです。ちょうどこの日は、カエサルの1歳の誕生日だそうで、訪ねてくれてうれしいとよろこんでくれました。1人でも多くの人が訪れることが、カエサルの幸せにつながるのだそうです。 そんなカエサルの様子を、隣の家の猫が見ていました。「なんだろう? カエサルの様子がいつもと違うぞ」と思っているようでした。 住宅街の木陰でたたずんでいる黒猫を撮ろうとしたとき、別の猫が現れて、腰を落としていたわたしの膝にゴッツンコ。「なんだよ?」というように黒猫は振り向きました。 今回エストニアには、ラトビアの首都リーガから高速バスに乗って、エストニアの南西部にある町パルヌに入りました。 パルヌから、首都タリンに移動したのですが、タリンでは、なかなか猫と出会えません。猫どころか、犬とも。