マイガレージを手に入れる!【3】近年急速に増えているレンタルガレージやガレージハウスという選択肢は?
旧車に詳しい人は多いが、ガレージに詳しい人は多くない。クルマ好きのあこがれでありながら、いまいち実態がよく分からないガレージ。手に入れるにはどうしたらいいのか。いくらかかるのか。そんな皆さまの疑問を調べてみたのがこのページだ。 【画像5枚】クルマ好きのあこがれでありながら、いまいち実態がよく分からないガレージ。手に入れるにはどうしたらいいのか。いくらかかるのか。そんな皆さまの疑問を調べてみた! 【マイガレージを手に入れる! Vol.3】 建てるだけでない!借りて始めるガレージライフ ■レンタルガレージという選択肢 近年都市部を中心にスペースがない人のために、賃貸型のレンタルガレージが人気を集めている。レンタルガレージと一口で言っても、シャッター付きの駐車場といったシンプルなものから、ガレージライフを送ることを視野に入れたものまで、その形態はさまざまだ。 例えば、趣味用に特化したレンタルガレージではガレージの上に居住空間を作り、部屋を併設した物や、愛車のドアを全開にできるほど余裕を持って作られたガレージもある。また、最近ではDIYブームなどの影響もあり、クルマ1台分程度の小さなガレージでも、工具や電気などを使えるようにコンセントを設置しているところもある。 レンタルガレージは価格も普通の駐車場より少し高い程度のもの見つかることもあるので、ガレージライフを試してみるにはピッタリといえるだろう。趣味の空間として使えるガレージは全国的に多いとは言えないが、ここ数年で増えてきている。根気よく探していけばぴったりのガレージが見つかるはずだ。 ■ガレージハウスの賃貸物件も! レンタルガレージだけでなく、世の中には一階部分をガレージ、二階部分を住居スペースとした、ガレージハウスそのものの賃貸物件があることを紹介したい。 というのも、クルマと暮らせる物件だけに、車高の低いクルマのために、道路との段差を低くしてあったり、切り返しのためにガレージ前のスペースが広く取ってあるなど、クルマ好きなら思わず唸るような気の利いた物が多いのだ。 1つ残念な点をあげるとすれば、物件数が多いとは言えないので、入居するには運とタイミングが必要だが、それでも調べるだけの価値はあるだろう。価格もそれほど高くなく、平均して月15万前後で借りることができ、夢のガレージライフが月極めで始めることも可能なのだ。そのうえ、先ほど紹介したレンタルガレージと違い、都市部でない地域にも展開している。 現在賃貸物件に住んでいる人は次の住まいにガレージハウスを視野に入れてみるのも悪くないだろう。そうでない人も仲間と集まる別荘感覚で借りてみるのも悪くはないはずだ。 初出:ノスタルジックヒーロー vol.199 2020年6月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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