国仲涼子さん(45)「結婚10年経て、家族のチーム感が増したような気がします」|VERY
10月スタートの新ドラマ『3年C組は不倫してます。』で、約10年ぶりに連続ドラマにレギュラー出演する俳優の国仲涼子さん。不倫の恋に苦しむ高校生の娘と向き合いながら、自身もかつての恋人との関係に揺れる、これまでにない境地の母親役に挑んでいます。プライベートでは結婚10年目を迎え、二児の母として育児中でもある国仲さんに、「結婚」や「家族」についての思いをお聞きしました。 【写真あり】小学生の息子たちとの家族写真...国仲涼子さん(45) ──2014年に俳優の向井理さんとご結婚された国仲さん。結婚生活も10年目を迎えられましたが、国仲さんにとって「結婚」とはどんなものでしょうか? 我が家の場合は、出産、育児を経てよい意味で「一つのチームになった」という感じがしています。家族でいちばん大切にしていることは「話し合うこと」です。家族とはいえ、お互いの価値観や意見が違って当たり前だということは大前提。その上で誰かの悩み事や話し合いたいことがあったら「よい方法はないかな?」とみんなで話すようにしているんです。
「家族全員で意見を出してみる」のが我が家のルールです
──お子さんたちにも「話し合う大切さ」は伝えているのですか? 小学生になった2人の息子たちにも日々、伝えています。たとえば、子どもがなにかトラブルを抱えた際には、その場にいない家族にも情報を共有して、「どうすればいいかをみんなで考えよう」と話すようにしていて。その上で、子どもたちにも自分の意見を話してもらい、家族全員が納得する解決策を探るようにしています。 もちろん、疲れていて眠いときは「今から話し合うのか……辛いな」と思うこともあります。でも子どもたちには、これから先、たとえ思い通りにいかないことがあったとしても、自分の意見を持って周りとよく話し合うことで、人生を切り開いていけるような人になってほしい。そんなふうにも思っているんです。 ──子育てをする上で大切にしていることがほかにもあれば、教えてください。 家族の間でも「ごめんなさい」と「ありがとう」の言葉は、できるだけ口にするようにしています。私が子どもたちのことを頭ごなしに怒ってしまうことがあったとしても、「言いすぎたな」と思ったら、素直に謝るようにしています。コツは、後回しにしないで1秒でも早く謝ること! また、些細なことでも何かをしてもらったら「ありがとう」と、必ず言葉にして伝えるようにしています。