山口真喜子「なんか新鮮」同世代の男女対決にワクワク【からつボート「ウエスタンヤング」】
◇14日 G3「第11回ウエスタンヤング」前検日(佐賀県・からつボート) デビュー丸4年が過ぎ、このウエスタンヤングには初出場。山口真喜子(27)=長崎=は「なんか新鮮な雰囲気。すごく楽しみですね」と同世代の男女ライバルたちとの対決に、胸を躍らせた。 舞台となる、からつには正直、苦い思い出がある。2022年暮れの一般戦で初日、3日目とフライング。その前の大村でも既に1本切っており、よもやのF3で長期欠場となり、B2級降格を余儀なくされた。それでも、当地に悪い印象は持っていない。「合えば乗りやすいし、広い水面だから好きな方です」。コーナー戦で勝負する、自身のレーススタイルにもマッチしている。 前期は自己最高の勝率4・96をマーク。平均スタートタイミングはコンマ19とさすがに遅めだが、的確なハンドルさばきで105走のうち2、3着をともに20回ずつマークしている。引き当てた32号機は2連対率21・5%と実績が乏しい上に、ペラにひびが入って前検から新ペラ交換。「慌てて叩いたけど、伸びで下がっていたし参考外」と忙しそうだったが、初日は5Rの1回走り。回り足、乗り心地を求め、じっくりと調整して初陣に臨む。
中日スポーツ