きょう27日投開票 衆院選岩手3区、与野党対決いかに 参院補選5候補、審判待つ
第50回衆院選と、広瀬めぐみ元参院議員の辞職に伴う参院岩手選挙区補欠選挙は、27日に投開票が行われる。このうち衆院選は、県内3小選挙区に立候補している7人が最終日の26日、最後の街頭演説に全力を挙げた。花巻市、北上市、奥州市、一関市、西和賀町、金ケ崎町、平泉町の県南7市町をエリアとする岩手3区では、自民党公認の前職藤原崇候補(41)=公明党推薦=が「自公政権の継続」、立憲民主党公認の前職小沢一郎候補(82)=連合岩手推薦=が「政権交代の実現」を訴え、12日間の選挙戦を締めくくった。 参院岩手選挙区補選は、与党候補の不在の中、元職1人と新人4人の計5人の候補者は、選挙戦最終日となった26日も2年前の前回参院選の「やり直し」や政治改革などそれぞれの訴えに声をからした。 戦いを繰り広げたのは、届け出順に参政党公認で政党職員の吉田利也候補(48)、政治団体「世問う国民党」代表で会社経営の小田々豊候補(69)、幸福実現党公認で政党役員の松島弘典候補(67)、立憲民主党公認で政党役員の元職木戸口英司候補(61)、無所属で会社役員の田中亜弓候補(53)。10日の告示以降、各候補者は県内全域を遊説して支持獲得に奔走。最終日は大票田の盛岡市を中心に最後の訴えに熱を込めた。