クイズ・なぞなぞ本大集合 国立国会図書館関西館 京都府精華町
「クイズ」を楽しむテレビ番組が人気を博していますが、「クイズ」や「なぞなぞ」は、江戸時代から日本人に人気がありました。その歴史を書籍からたどる資料展示が精華町でおこなわれています。精華町の国立国会図書館関西館でおこなわれている「クイズ本・なぞなぞ本・大集合」の資料展示は、クイズを解きながら正解者がアメリカ大陸を横断するスケールの大きいクイズ番組の必勝法を記した本も展示され、大学に次々とクイズ研究会が誕生した時代のテレビとクイズブームの関係を、書物から振り返ることができます。また江戸時代に流行した当時のクイズと言える「判じ絵」は、文字と絵を組み合わせて謎解きをおこなうもので、江戸時代以降、庶民の識字率が高かったことがうかがえます。展示本の一部は手に取って読むことができるほか、国立国会図書館のホームページから閲覧できる本もあります。このクイズ・なぞなぞの資料展示は3月19日まで開催されています。日曜と祝日は休館です。