「悪夢に変わった」“人類最速”ボルトがサッカーチャリティー試合でアキレス腱断裂の悲劇に英メディア一斉同情「完走できなかった」
観客からは軽傷を願う労いの拍手
同じく日刊紙『Daily Mirror』も、元五輪王者の負傷を伝えている。記事内では、「世界最速のボルトはキャプテンの腕章を巻いてプレーしたが、試合を完走することはできなかった」と、ランナーにかけて紹介。「ボルトはSNSに怪我の程度を明かしたが、彼は元気そうだった」と、同氏の気概に敬意を表した。 別メディア『The Sun』電子版は「サッカー・エイドが怪我の悪夢に変わる」と、ボルト氏が足を痛めて倒れた瞬間の映像を共有。担架に運ばれてグラウンドを去る際、観客から軽傷を願う労いの拍手が送られる一部始終を捉えていた。 同紙によれば、今回のチャリティーでは1億ポンド(約200億円)以上もの大金を集めたという。世界最速の男にとっては悲しい結末に終わったが、彼のSNSには「(デル・ピエロへの)アシストはプロフェッショナルだった」「ゆっくり休んで!」「またすぐ戻ってきて!」など、世界中から1日も早い回復を祈るコメントが寄せられている。 構成●THE DIGEST編集部