「年収103万円の壁」見直し求める企業が約9割 “働き控えの解消”を期待も
いわゆる年収「103万円の壁」について、9割近い企業が引き上げや撤廃といった見直しを求めていることが明らかになりました。 【映像】「年収103万円の壁」についてのアンケートと企業の回答(帝国データバンク) 帝国データバンクによりますと、企業約1700社にいわゆる年収「103万円の壁」について尋ねたところ、67.8%の企業が103万円の引き上げに「賛成」と答えました。壁自体を「撤廃すべき」と答えた企業も21.9%にのぼり、あわせて89.7%の企業がいまの制度の見直しを求めています。 企業からは、「壁を意識するパートの方が多く、引き上げれば働き控えが解消される」との期待が聞かれました。一方で、制度の古さを指摘した上で「金額に関わらず応分の税を徴収するのが最も公平」として撤廃を求める声もありました。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部