富山・山田特産のリンゴジュース、甘さ十分 10日から販売
富山市山田地域特産のリンゴを使った果汁100%のリンゴジュースが完成し、10日から販売を始める。地域振興につなげようと、JAあおば(柞山明組合長)が毎年製造する定番商品で、今年は品種「ふじ」を使い、強い甘みに仕上がった。 山田地域では標高約300メートルの農園でリンゴを栽培。粘土質の土壌と朝夕の温度差により、甘みたっぷりで色づきが良いのが特徴だ。リンゴジュースは、旧JA山田村が特産化を目指して10年以上前から販売し、贈答用としても人気が高い。今年は千本を製造する。 1本1リットル入りで880円、3本セットで2790円(箱代込み)。担当者は「県内外の人に広く飲んでもらいたい」と話している。JAあおば山田出張所(同市山田中村)や、同JAの各直売所で販売する。