（写真・ZUMA Press/アフロ）

　5月9日、米連邦検察は、ドジャース・大谷翔平の元通訳・水原一平容疑者が銀行詐欺容疑を認め、司法取引が成立したと発表した。 　水原容疑者は、違法賭博による負債を返済するため、大谷の口座から約1700万ドル（約26億4000万円）を不正送金したことを認めたという。さらに、今回発覚した新たな余罪もある。 　2023年9月には、歯の治療費で6万ドル（約930万円）が必要になったと大谷に伝え、大谷がビジネス用の銀行口座から治療費を支払うことで合意した。しかし、引き落とした6万ドルは水原容疑者の口座に移され、治療費自体は不正送金に使っていた大谷の口座から抜いて支払ったと明らかになった。 　水原容疑者の巧妙な手口にも驚きだが、そもそも歯の治療費が「930万円」と超高額な点に、SNSでは衝撃を受ける声が続出。アメリカは日本のように国民皆保険制度ではなく、各々が民間医療保険に入る仕組みになっている。それでも自己負担額は大きく、高額な医療費がかかることはよく知られているが、日本の治療費に慣れていると、あまりに桁違いの金額だ。 　金額に対する衝撃はもちろんだが、大谷がこの金額を善意で出したことにも、驚きの声が多く寄せられている。1000億の男にとっては、930万円程度は気にする金額ではないのかもしれない。 《これ、大谷の治療で900万必要と伝えて差額分を懐に入れたってイメージ？（実際は大谷のカードで支払ってるから丸々懐に入ってる）そんなん大谷の金銭感覚もバグってるんやないか？歯の治療900万ですと言われて、疑問に思わんのか…》 《一平、治療費ちょろまかすとかどんどんクズエピソード出てくるな　900万出す大谷もぶっ飛んでるけど》 《普通なら「歯の治療に900万…？」ってなるだろうにその理由でポンと大金渡せる大谷、いかに自分の金に興味がないかが分かるな》 《大谷さん930万も人にポンと渡せるのすごい。金銭感覚バグってる。すごい人だし仕方ないけど。》 　続々と金銭絡みの余罪が発覚している水原容疑者。ことごとく善意を裏切られた大谷は、いまなにを思っているだろうか。