マーリンズが右腕・高佑錫を事実上の戦力外…1月にポスティングでMLB挑戦もメジャー登板なし
マーリンズは30日(日本時間31日)、傘下3Aの韓国人右腕・高佑錫(25)をメジャー契約の40人から外し、事実上の戦力外通告(DFA)を行ったことを明らかにした。 レンジャーズからS・アンダーソン投手を金銭で獲得し、メジャー枠を空けるための措置。 高は1月にポスティングで2年総額450万ドル(約6億4000万円)でパドレスと契約。韓国開幕シリーズに帯同したが、アクティブロースターには登録されず。その後3A行き。今月3日にL・アラエス内野手との1対4のトレードでマーリンズへ移籍したが、マ軍でもメジャーには昇格しなかった。 高は、2017年に韓国リーグ(KBO)でプロデビュー。救援一筋で7年間プレーし、354試合に登板。19年に防御率1・52で8勝2敗35セーブ、22年に防御率1・48で4勝2敗42セーブを挙げるなど、通算19勝26敗139セーブ、防御率3・18をマークした。最速158キロの直球が武器で、19年プレミア12、21年東京五輪、23年WBCなど韓国代表の常連。妻はジャイアンツの李政厚外野手の妹。 23年にはWBCで侍ジャパンの大谷に対し「故意死球」発言で物議を醸(かも)した。
報知新聞社