ファン衝撃「エグい」 約1年ぶり代表戦の富永啓生、超絶シュート連発14得点…世界3位・豪州に前半リード
◆バスケットボール男子 ▽強化試合(22日、札幌市・北海きたえーる) 今夏のパリ五輪に向けた強化試合で、世界ランク26位の日本は、同3位のオーストラリアと戦い、前半を47―38のリードで終えた。 米ネブラスカ大を卒業し、パリ五輪出場権を獲得した昨夏のW杯以来の代表戦となった富永啓生は、前半だけで最多14得点を挙げた。 第1クオーター(Q)中盤から途中出場。最初にステップバックから華麗なスリーポイント(3P)を成功させると、会場がざわざわ。そして次は、速い展開から自らボールを運び、突如リング正面の位置からロング3Pを放って、見事に沈めた。超絶シュートに、会場には、歓声とどよめきが混じり合った。 第2Qも途中から出番を得て、相手ディフェンスがいようとおかまいなしに3Pを成功。ボードを使った技ありのシュートを決めるなど、躍動した。 SNSでは「エグいスリー」「うますぎて笑う」「すごいしか言えない」など、多くのファンがXにポスト。衝撃を受けている。 富永は21日、練習後の取材で「オーストラリアもAチームではないので、勝たないといけない。自分たちが一歩、二歩、レベルアップできればいいかなと思う。日本で試合することは毎回楽しみ」と語っていた。 今回の強化試合は、両チームともにNBA選手は不在。 ▽22日のメンバー 【PG】富樫勇樹(千葉J)、テーブス海(A東京)、河村勇輝(横浜BC) 【SG】比江島慎(宇都宮)、富永啓生(ネブラスカ大卒) 【SF】馬場雄大(今季長崎)、吉井裕鷹(A東京→三遠)、金近廉(千葉J) 【PF】張本天傑(名古屋D) 【PF・C】ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)、 【C】渡辺飛勇(今季琉球)、山ノ内勇登(ネバダ大)
報知新聞社