小池都知事が定例会見6月15日(全文1)児童相談所と警察の連携強化を検討
豊洲市場の千客万来施設について
幹事社:続きまして豊洲の、豊洲市場の千客万来施設に関してなんですけれども、11日に江東区の特別委員会を開かれまして、その中で都からの説明が不足してるんじゃないかという声が区議会の中では多く出ていたんですけれども、さらに豊洲市場の10月の開場について、延期を求めるべきだという決議をこれから議論していくという話にもなっておりまして、知事としては区のほうに、江東区にどのように説明して理解を求めていくかということと、あと区議会のほうでは都が、知事が直接来て説明をすべきだという意見もあるんですけれども、知事としてはどのようにその辺、対応されるお考えがあるかどうかを伺えますでしょうか。 小池:はい。今回の千客万来施設の件でありますけれども、事業者のほうから5月の末になりまして、新たな提案をしていただいて、ある意味急な展開であったために、江東区の皆さまへの報告というのが、私自身まいりましたけれども、内容的にもこれまでと違うということで驚かれたのだと思います。しかし一方で、江東区のほうには今回の経緯、それから区から求められています千客万来施設が整備されるまでの間のにぎわい創出の方策など、丁寧に説明をしてまいります。で、やはり地元、区の理解というのは重要でありますので、江東区さんのご理解が得られるように、誠実にこちらも対応していきたいというふうに思っております。 事業者のほうですけれども、その提案を受けまして、現在はスケジュールをどうするのか、それからさまざまな諸条件を詰めていかなければなりませんので、そのことを、細部を詰めている段階でもあります。で、必要な検討、それから相手方との調整は早急に進めていきたいと考えております。で、その上で、その上でというかその前にというか、江東区のご理解を得た上で、この事業者との合意をきちんと進めていきたい、そういう形で、流れでいきたいというふうに考えております。 幹事社:先ほどの質問ですけども、最後に。 小池:ああ、そうですね。はい。これについては、丁寧な説明を江東区のほうに重ねて行うということに尽きると思います、まずは。 【連載】小池都知事が定例会見2018年6月15日 全文2へ続く