北京の輸出入総額、3年連続で3兆元突破
【CNS】中国・北京の税関当局によると、2023年の北京地域の輸出入総額は前年比0.3パーセント増の3兆6500億元(約76兆円)となり、3年連続で3兆元を超えた。この額は中国全体の輸出入総額の8.7パーセントを占めている。 総額のうち、北京の民間企業の輸出入額は前年比28.1パーセント増の3885億3000万元(約8兆765億円)で、地域輸出入総額の10.7パーセントを占めた。一方、国有企業の輸出入は2兆6800億元(約55兆7099億円)で73.5パーセントを占めた。 北京の輸入品トップ5は原油、未精錬金、天然ガス、農産物、自動車だった。これらは合わせて地域輸入総額の 72.6パーセントを占めた。 北京の輸出品トップ5は精製油、携帯電話、鉄鋼、集積回路、自動車部品だった。これらは合わせて地域輸出総額の55パーセントを占めた。 また、北京地域と共同経済圏「一帯一路」(Belt and Road)を共同で建設している国・地域との輸出入額は1兆9200億元(約39兆9116億円)となり、同地域の輸出入総額の52.7パーセントを占めた。(c)CNS/JCM/AFPBB News ※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。