新聞週間、大阪で記念集会 「判断材料の提供が報道の役割」
日本新聞協会と加盟新聞、通信、放送などの在阪18社が主催する第77回新聞週間「記念の集い」が17日、大阪市北区の中之島会館で開かれ、落語家の桂吉弥さん(53)とフリーアナウンサーの桑原征平さん(80)が対談した。桑原さんは、マスメディアの役割について「正しい報道によって、(市民に)判断資料を提供すること」と語った。 約160人が来場。対談のテーマは「芸能界とコンプライアンス」だったが、話題は多岐に及んだ。関西テレビの元アナウンサーの桑原さんは、テレビの取材を巡り「昔は今では考えられないことがたくさんあった」と説明。その背景に「度を超えた競争」があったと指摘した。