滋賀県でまた野鳥の死骸、鳥インフルエンザ疑い 養鶏場などに消毒の徹底呼びかけ
滋賀県は12日、草津市内で高病原性鳥インフルエンザの疑いがある野鳥の死骸が見つかったと発表した。これまでに養鶏場などから異常の報告はないが、県は家禽(かきん)の飼育農場に消毒の徹底などを改めて求めた。 【地図】野鳥の死骸が見つかった滋賀県草津市 県によると、5日に通行人がヒドリガモの死骸を見つけ、県職員が回収した。簡易検査では鳥インフルエンザ陰性だったが、国立環境研究所による遺伝子検査で陽性と判明した。今後、同研究所で高病原性かどうかを確認する。 県内では今年10月に長浜市内で見つかったハヤブサの死骸から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された。