池松壮亮 独立して良かったこと「自分ができる範囲の人付き合いをちゃんとしなきゃいけなくなった」
俳優の池松壮亮(34)が8日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。フリーになって良かったことを明かす場面があった。 昨年所属事務所から独立し、フリーランスで活動している池松。番組MCの笑福亭鶴瓶は「ホンマに自然体やし、マネジャーも付いてないで1人で来て、そのまま来てるんやて」とのスタンスに驚きの声を上げた。 MCの「Kis―My―Ft2」の藤ヶ谷太輔は最新作「本心」でもタッグを組む石井裕也監督を取材。石井作品はこれで9本目で、池松を成長を見続けてきた。 藤ヶ谷によると、石井監督が「ずっと彼を見ていると、変わりたいときなんじゃないかなと」と指摘していたという。 これに、池松は「30代に入って、ちょうど1年前に13年お世話になった事務所から独立したんですけど、その辺は一番変化の時だったかなって」と回顧。「“30代どうしようか”とか、“これからどうしようか”って一番考えていた時にふとそういう決断になったりだとか…やっぱりありましたね、去年は」と振り返った。 鶴瓶から「大変やけど、面白いやろ」と聞かれると、池松は「大変です」としみじみ。「どうしても制約が出るというか、1人しかいないし、できないこともいっぱいあるし、そういう意味では自分ができる範囲の人付き合いをちゃんとしなきゃいけなくなったのが凄くいい気がしていて」と独立したメリットを告白。「それがやっぱり、間に人がいないことで、人と話すことで、そこでの話が作品になったり」と話した。