次世代エネルギーとして注目「アンモニア」供給拠点の整備へ 愛媛県などが国に支援要望
南海放送
次世代エネルギーとして注目されているアンモニア。愛媛に供給拠点を整備するため、県などが国に支援を要望しました。 きょう経済産業省を訪れたのは、中村知事のほか事業を進める三菱商事や四国電力の代表です。 3人は岩田和親副大臣に、アンモニア供給拠点の整備にあたって支援を求める要望書を手渡しました。 県によりますと、三菱商事など9社は今治市のエネルギー基地波方ターミナルにあるLPガスの貯蔵タンクを活用。2030年までに波方ターミナルをアンモニア供給の拠点とする計画を進めています。 アンモニアは化石燃料と異なり、燃焼時に二酸化炭素が発生しない次世代エネルギーとして注目されています。 中村知事: 「(すでに)敷地と桟橋があるというメリットがありますから、それを前面に打ち出してチャレンジをしたい」 国は、今年5月にアンモニアの供給拠点化に向けた事業者への支援制度を創設しています。