【NBA】河村勇輝がグリズリーズ入りする可能性はあるのか? 河村がプレシーズンで証明すべきこととは?
河村は最高の環境に身を置いている
NBAのチームは通常、多くて1つのロスター枠を空けてプレシーズンを迎えることが多いが、グリズリーズはデリック・ローズの突然の引退により、思いがけず2枠が空いている状況だ。 NBAのルールでは、そのうち少なくとも1枠は埋めなければならない。2ウェイ契約選手のスコッティ・ピッペンJr.が、その最初のポジションを獲得する有力候補だ。 2番目のロスター枠にはいくつかの選択肢がある。シーズンを通して空けておくこともできるし、外からフリーエージェントで選手を獲得する可能性もある。さらに、チームのトレーニングキャンプ招待選手のひとりにその枠が与えられる可能性も十分にある。河村は、最後のロスターの座をアルマンド・ベイコット、マオジーニャ・ペレイラ、ミイェ・オニと争っている形だ。 チームのプレシーズン初戦を見る限り、河村がリードしているように見える。ペレイラは初戦で8分間プレイして無得点だったのに対し、河村は9分間出場した。ベイコットとオニは試合に出場していない。 河村が最後のロスターの座をつかめなかったとしても、チームに3つある2ウェイ契約の枠のうちの1つを獲得することは可能だ。2ウェイ契約は、選手にNBAとGリーグのチームを行き来するチャンスを与えるもので、現在、グリズリーズの3枠はすべて埋まっているが、ピッペンが昇格すれば1つ空くことになるだろう。 もしも河村が開幕ロスター入りを果たせなかったとしても、まだ望みはある。エグジビット10契約でボーナスが支給されるグリズリーズ傘下のGリーグチーム(メンフィス・ハッスル)に入ることも容易だ。そこで自分自身を証明し続ければ、シーズン中にタフなガードを探しているどのチームからも招集される可能性がある。
Stephen Noh、YOKO B