奥智哉&青木崇高が震撼した“あの一行”「人生でいちばん瞬きをしました(笑)」
青木さんに初めてお会いしたときは本当に興奮しました
――ちなみに、奥さんが芸能界に入るきっかけになった作品が、映画『るろうに剣心』なんですよね。ということは、青木さんと初めて会ったときは、やっぱり「左之助だ!」となりましたか。 奥 やっぱり最初はそうなりましたね。 青木 本当に? 剣心の方が良かったとか思ってない? 奥 とんでもないです! 僕はもともと芸能界に疎い人間で、芸能人の方をほとんど知らない中、数少ない知っている存在が青木崇高さんでした。自分がこの業界に入る前から知っていた方なので、自分の中でスター感があって。だから、初めてお会いしたときは本当に興奮しました。 青木 俺の感度が鈍いのか、全然そんな感じがしなかったけどなあ(笑)。 奥 それはぐっとこらえていたからです(笑)。 青木 今はどう? そんな様子ないよ? 奥 撮影をご一緒させていただいたことで、なんとか…。 青木 そっか。今は俺らバディやもんね。 奥 はい。1ヶ月くらい一緒に撮影させていただいたので、すっかりリラックスしてお話しができるようになりました。でもそれも青木さんのおかげといいますか。年下の僕にもいろいろ話しかけてくださったり、意見を聞いてくださったりして。 青木 現場に入ったら年齢は関係ないからね。役にもよるけど、ちゃんとコミュニケーションしてリラックスできる関係を築いたほうがアイデアも出やすい。だから、奥くんはもちろん、監督やスタッフのみなさん、みんなが自分のプランを言いながら、一つひとつのシーンをいいものにしていけたらというのはありました。 奥 おそらく島田さんというキャラクターもあると思うんですけど、本当に接しやすくて。青木さんと一緒にいるときは気が楽だったんですよね。 青木 それは俺の精神年齢が低いからかな(笑)。 奥 いやいや(笑)。でも純粋な子ども心を忘れていない大人という感じがして、そういったところも素敵でした。