早紀江さん「全く動いていない」 拉致問題の早期解決訴える
新潟市で横田めぐみさん=失踪当時(13)=が北朝鮮に拉致されてから47年が過ぎ、問題の早期解決を願う「忘れるな拉致 県民集会」が16日、同市で開かれた。母早紀江さん(88)はオンラインで参加し「あまりにも長い年月、大切な問題が全く動いていない」と語り、一刻も早く問題を解決してほしいと訴えた。 拉致被害者家族会代表でめぐみさんの弟拓也さん(56)、哲也さん(56)、2002年に帰国した被害者の曽我ひとみさん(65)らも出席した。 めぐみさんは市立寄居中1年だった1977年11月15日夜、バドミントン部の練習を終えた下校途中に消息を絶った。