商品パッケージやロゴ アイデアきらり 八工大感性デザイン学部が作品展
八戸工業大感性デザイン学部の学生が手がけた、地元業者の商品パッケージやロゴなどの作品展「デザイン た」が22日、八戸市の同大番町サテライトキャンパス「ばんらぼ」で始まった。会場には、アイデアと個性が詰まった力作が並び、訪れた市民が熱心に見入っている。26日まで。 出展したのは、同大の髙屋喜久子教授が指導する研究室の3、4年生9人で、作品展は初めて。研究室では飲食店や酒販店、団体などと連携した授業が行われ、商品パッケージの考案や包装紙の刷新、アニメーション制作など、それぞれのブランディングに寄与するデザインを担ってきた。 会場では、ドリップコーヒーのパッケージに加え、ロゴや包装紙など、さまざまなプロジェクトで生み出された作品を展示。同市湊町の直売施設「浜市場みなとっと」で行われている、握り寿司教室をPRするバルーンアートやアニメーションを制作した4年の榊叶望(かなみ)さん(21)は「地域とコミュニケーションを取りながら作り上げたデザインを見てもらえたら」と話した。 入場無料。時間は午前11時~午後6時(最終日は同4時まで)。最終日の26日は同1時半~同2時半に「デザインの体感を楽しもう!」と題し、学生の作品紹介など行うマチナカ公開講座を予定している。
デーリー東北新聞社