【GroovMix 2k23 Championship】Kengoが年間チャンピオンに輝く!
トーナメントの一回戦では、前回大会優勝者のyu-taが同郷北海道のSENAに敗れるというアップセットが起きるなど、見どころの多いバトルが数多く繰り広げられた。
注目度が大きいバトルが繰り広げられていく中、決勝に進んだのはKengo(2K23シーズン Episode1優勝) と、RIKU(当日予選 2位通過)の2名。 Kengoは準決勝にてNESSに勝利して決勝に進出。フリースタイルバスケ大学生日本一の経歴を持つRIKUも、準決勝にてスピン系の技を得意とするISSEIに勝利し、決勝へと進んだ。 2ラウンド制で行われた決勝戦はRIKUが先行を取り、戦いの火蓋を切った。両者ともにオールラウンドなスタイルであり、高い決定力を誇る技の数々で会場を盛り上げていく。RIKUはブレイキンスタイルと発想力豊かなボールコントロールで魅せるが、後攻のKengoも落ち着いた雰囲気の中から、爆発力のあるコンビネーションやボールキャッチで会場を沸かせていた。 後攻のKengoのラストムーブが終わると、両者は抱き合い互いの健闘を称え合う。それに乗じて観客からも惜しみない拍手が巻き起こった。結果はKengoに軍配が上がり、今シーズンのチャンピオンとして有終の美を飾った。
Kengo 優勝インタビュー
■まずは優勝した感想をお願いします! K:今日はマジでありえないほど豪華なメンツが集まっていたので、その中で優勝できてめちゃくちゃ嬉しいです。僕はずっとバトルに出ていて、優勝も結構してきている中で、めちゃくちゃ嬉しいことってあまりないんですよ。でも今日はめちゃくちゃ嬉しいです! ■特に印象残っているバトルはありますか K:1~2回戦は最悪な印象が残っていて、準決勝の後半くらいからは乗ってきたなという感覚だったので、良い印象で行ったら2回戦の2ムーブ目ですね。それまでは悩みながら戦っていたのですが、しっかりそこで闘い方の方向性が定まっていった感じで、キーになったので印象に残っていますね。 ■ご自身のフリースタイルは言語化すると、どのようなスタイルですか K:フリースタイルってセットムーブを作って出る人が結構いるんですよ。フリースタイルなのに頭からケツまで技を決めて、発表会みたいにやっている人も多くて。その中で俺は相手のムーブだったり、曲に合わせて出た技で戦っているので、上手くアジャストできるときはできるし、出来ない時はできないし、そんなスタイルですね。 ■KengoさんにとってGroovMixはどんな大会ですか? K:年末にあるので、勝ったら最高の1年として締めくくれるんですけど、負けたら最悪の1年の締めくくりになるので、僕は今回そういう気持ちにならずに締めくくることができました(笑)でも毎年そういう気持ちで臨んでいるので、これだけの熱量が生まれるし、毎年それを続けているのは素晴らしいことだと思うし、今後も続けていってほしいなと思います。 ■今後の目標を教えてください! K:探し中ではあるのですが、ひとつはCREWである「MOSTER BALLARZ」のチームでどこまで行けるか挑戦していきたいです。もう一つはバトル以外のショーケースなどで、今日くらい客を沸かせたり熱量も持っていけるようになりたいです。今年でフリースタイルバスケを始めて10年なんですけど、これから先10年はそういうプレイヤーになっていきたいです!