新生『首都高バトル』の配信日が1月23日に決定 まずは早期アクセスとしてSteamで配信へ
新生『首都高バトル』の配信日が1月23日に決定 まずは早期アクセスとしてSteamで配信へ
新生『首都高バトル』の配信日が2025年1月23日に決定した。ゲームは早期アクセスでの配信となり、PC向けにSteamでリリースされる。価格は未定だ。 「ゲーム」画像・動画ギャラリー Xで公開されたプロデューサーレターによると、早期アクセスでの配信となる理由としては「ユーザーからのフィードバックをもらうため」だと説明されている。フィードバックを反映することでゲームを改善・進化させ、より良い体験を提供することを目指すそうだ。 「首都高バトル」シリーズと言えば、首都高速道路を舞台にした公道レーシングゲームだ。ゲーム機では、スーパーファミコンからXbox 360の世代まで出ていた老舗シリーズだった。シリーズはスマホ向けの作品はあったものの、ここ最近は家庭用新作が出ていなかった。新生『首都高バトル』は、スマホ向け作品などを除くと2006年のXbox 360向けゲーム以来の復活となる。PCをプラットフォームに選んだ理由としては、「世界中のプレイヤーにたのしんでもらえる可能性が高い」と考えたからだという。 新生『首都高バトル』では封鎖された未来の東京の首都高を舞台に、カスタムされた車でレーシングバトルをしていく。シリーズは相手の精神を削りあう「SPバトル」というシステムが特徴だ。SPとはドライバーの精神を数値化した「スピリットポイント」のことで、速さだけでなく相手の精神力を削りあう駆け引きが重要となる。個性的な車両と運転スタイルのライバルキャラクターたちとバトルするシナリオもシリーズの伝統だ。 ゲームはまず早期アクセスでの配信となるが、およそ4カ月程度で正式版に移行する予定だ。早期アクセスバージョンでの収録内容は以下のとおり。 中盤までのシナリオを収録し、個性豊かなライバル200人以上とバトルが可能 車両は50台以上を収録 首都環状線C1を含む、全長180km以上の周回コースを収録 車両のチューニングおよびカスタマイズ、プレイヤーのスキル獲得などの機能を搭載 正式版では完結までのシナリオが追加され、車両やライバルもさらに追加される。機能の追加や改善といったアップデートも入る予定になっている。Steamのストアページではシステム要件も公開されているので、チェックしておこう。 余談ながら、公道レーシングゲームというとポーランド産の『JDM: Japanese Drift Master』も2025年春に配信を予定している。同作は日本の田舎町や都市を舞台としており、首都高がテーマのゲームではないという違いがある。
重田雄一