【みんなで考えよう】高齢者の自動車免許返納、あなたの周囲では? #老いる社会
2019年、当時87歳の男性が運転していた自動車暴走事故で2人が亡くなり、高齢者の自動車運転が社会問題となりました。 この事故は、高齢運転者についての議論を巻き起こし、2019年には高齢者の運転免許証の自主返納が相次ぎました。しかし、前述の事故があった2019年をピークとして、高齢者の免許返納は減少傾向にあり、2022年には事故前の水準に戻っています(警察庁『運転免許の申請取消(自主返納)件数と運転経歴証明書交付件数の推移』より)。 自動車の運転において、認知機能や運動機能の衰えが懸念される高齢運転者。しかし、「年寄り扱いされたくない」という心情的な問題だけではなく、特に地方では生活のための移動手段が失われてしまうことになるため、高齢者も免許を簡単には返納できない事情もあるでしょう。 あなたは、高齢者の免許返納問題について直面したことはありますか? ご自身、またはご家族などの体験談をこの記事のコメント欄で教えてください。 ご自身、またはご家族など周囲の高齢者の運転に不安はないか。実際に免許返納をしたり、うながしたりしたことはあるか。返納後の生活の移動手段をどのように確保しているか。また、返納できない方はその理由について教えてください。 Yahoo!ニュースはコメント欄のみなさんの意見や体験を通して、より深くニュースについて考えたり、多様な考えに触れたりできる機会を作りたいと考えています。今回いただいたコメントを抜粋・編集した上で、後日コンテンツとして別ページにて掲載する予定です。いただいたコメントを取り上げさせていただく場合がございますのでご了承ください。みなさんの考えをぜひ聞かせてください。 「#老いる社会」はYahoo!ニュースがユーザーと考えたい社会課題「ホットイシュー」の一つです。2025年、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となります。また、さまざまなインフラが老朽化し、仕組みが制度疲労を起こすなど、日本社会全体が「老い」に向かっています。生じる課題にどう立ち向かえばよいのか、解説や事例を通じ、ユーザーとともに考えます。