『インターステラー』ブラックホール描写の正確さをクリストファー・ノーランが振り返る 10周年記念の舞台裏映像をIGN USが公開
『インターステラー』ブラックホール描写の正確さをクリストファー・ノーランが振り返る 10周年記念の舞台裏映像をIGN USが公開
クリストファー・ノーランが監督・共同脚本を務めたSF映画『インターステラー』の公開10周年を記念して、本作がIMAXで再上映されるなか、米国では2024年12月10日にコレクターズエディションの4K Ultra HDセットが発売された。 「interstellar」画像・動画ギャラリー IGN USは10周年記念エディションの発売にあわせ、特典に収録されている新たな舞台裏映像の一部を独占公開している。 「The Future Is Now: A Look Back at Interstellar(未来は今:『インターステラー』を振り返る)」と題された映像は、監督のクリストファー・ノーラン、プロデューサーのエマ・トーマス、製作総指揮のキップ・ソーン、共同脚本のジョナサン・ノーランへの新たなインタビューを通して、公開から10年を経た本作の影響を掘り下げる内容だ。以下で視聴できる。 映像では、監督のノーランと映画のコンサルタントを務めた理論物理学者のソーンが、当時は正確なビジュアルが不明だったブラックホールの映像開発について語っている。 ソーンはプリプロダクション中、ブラックホールの見た目のデザインについて、視覚効果チームと直接話し合いたいと考えていた。しかしノーランは当初、関わる人員が増えすぎることを懸念し、ソーンの希望を受け入れることを渋っていたそうだ。 しかし、ソーンに対する敬意から、ノーランは最終的に譲歩した。映像の中でも、そうしてよかったと振り返っている。 「映画の公開から何年も経って、The New York Timesの一面に掲載された、史上初のブラックホールの写真を見たとき、それはたしかに彼らが考え出したものと同じように見えました」とノーランは語る。「その写真を見たときにキップ(・ソーン)に電話をして、“君が正しかったのはいいことだ”と言いました」 インターステラー 2014年 監督:クリストファー・ノーラン 出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ほか U-NEXTの無料トライアルで観る ↗ 『インターステラー』の10周年記念コレクターズエディションには、4K Ultra HDとBlu-rayの映画本編に加え、新旧合わせて3時間以上の特典映像を収録したBlu-rayがセットになっている。そのほか、映画のデジタルコピーへのアクセス権、5種類のワッペン、劇場用ポスターの複製5枚、初公開のストーリーボードも付属する。 ノーランの映画についてもっと知りたい人は、タイトル未定の最新作に集結した豪華キャストの一覧もチェックしてみよう。
Jim Vejvoda