血付きTシャツ捨てたか、包丁も 大阪の宝飾店強殺事件
大阪市の宝飾店で男性店員が刺され死亡し、約6千万円の腕時計が奪われた事件で、店近くの空き地から血のようなものが付いたTシャツが見つかっていたことが9日、府警への取材で分かった。空き地では凶器とみられる包丁も発見されており、府警は逮捕された中国籍の男が逃走中に捨てたとみて調べる。 府警によると、男は職業不詳后馭波容疑者(27)=強盗殺人容疑で送検。容疑者とみられる男が、空き地に物を投げ入れる様子が付近の防犯カメラに写っていた。 容疑者は4日に入国。7日の事件発生後、南海電鉄難波駅から特急電車で関西空港まで移動していた。関西空港の国際線ターミナルで逮捕された。