【NFL】QBマッカーシーの成長を見るのが待ちきれないと語るバイキングスLBキャッシュマン
「前は彼のプレーについてあまり知らなかった」と明かしたキャッシュマンは次のように続けた。
「傑出したクオーターバックであることは知っていた。ミシガンで勝ちまくっていたしね。でも、彼がどれだけボールに熱を込められるかは知らなかった」
「彼のロングパスは素晴らしい。(大学の)次のレベルでは速く閉じてしまうような狭いスペースでも、ラインバッカーとかセーフティ(S)の頭を越えるパスを通すことができるし、そういう狭いスペースにボールを押し込めるんだ。そういうのを見ていると、とても期待できる」
新人クオーターバックが重要なスナップに臨む前にその素晴らしさを予測するのはリスクを伴うことが多い。ウィルソンはドラフトの過程で急速に評価が上がり、カンザスシティ・チーフスのQBパトリック・マホームズのようなスター選手になる可能性があると見なされていた。しかし、いまだ期待されていた成果を出せていないウィルソンは現在、2つ目のNFLチームに所属している。一方、ドラフト全体2位で指名されたにもかかわらず、クオーターバックの情報処理能力を評価するために用いられる“S2認識力テスト”のスコアが低かったことから、ストラウドには疑問の声が上がっていた。しかしながら、ストラウドはそうした声に反して、新人クオーターバックとして歴史的に見ても特に素晴らしいシーズンを過ごしている。
リスクを伴う可能性がある上に、時期尚早かもしれないが、それでもキャッシュマンはマッカーシーが偉大な選手になるという予想を堂々と口にしている。
「彼は長きにわたって偉大な選手になるだろうし、彼の成長を見続けるのが待ちきれない」と強調したキャッシュマンは「技術のあるクオーターバックとしてだけじゃなくて、さらに賢い選手になることもね」と続けた。