都議会に「都民ファーストの会」音喜多氏らの会見(全文1)情報公開を徹底
本橋区議はいつの時点で区議を辞める予定なのか?
幹事社:ありがとうございました。幹事からいくつか。1つは本橋区議にお伺いしたいのですが、現時点ではまだ区議会議員でいらっしゃるということだと思うのですが、最終的に都議選に出られるということはどこかの時点でお辞めになるということだと思うんですけど、そのタイミングっていうのはまだ先ということなんでしょうか。 本橋:大事な論点ですので、私を長年支えてくださった後援会の皆さま方とじっくり話し合ってジャッジしたいと思います。
政策集や党綱領はいつくらいに出来上がる予定なのか?
幹事社:ありがとうございます。それから政策集とか、党綱領というのはこれ、いつぐらいめどに出来上がるものなのでしょうか。 音喜多:もちろんなるべく早くということは考えておりますけれども、党綱領、規約というのは本当に2月、3月、そういったところにはお示ししたいと思います。政策集というものに関しましては、これはそのまま都議選の公約集、都議選の争点ともなるものですのでなるべく早くとは思っておりますが、しっかりこちら、時間をかけてある程度もんでいきたいなというふうには考えています。 幹事社:ありがとうございます。それでは各社、お願いします。
今回の公認に当たり、知事からはどんな声を掛けられたのか?
日本テレビ:日本テレビの久野村と申しますけども、幹事長でもよろしいのですが、代表で応えていただければと思っていて、今回の、これそれぞれで、まずそれぞれに聞きたいのですが、今回の公認に当たって知事から今日、当日じゃなくても、何かそれぞれ、声を掛けられたことがあれば教えていただけますか。 音喜多:はい、じゃあそれぞれ、じゃあ、どうぞ、上田のほうから。 上田:そうですね、ちょっと知事室を訪ねる機会がございまして、その際には一緒に戦ってまいりましょうというようなことを、お声掛けをいただきました。やはり知事はいつも都民の、最優先ということを念頭にいらっしゃっているので、そこの観点を忘れないようにというようなニュアンスだったと思います。 両角:しっかり改革を前に進めていきましょうと、そういう趣旨のことを言われました。 本橋:私の場合は記憶にないのですけれども、その辺はもう以心伝心みたいなところですね、はい。 音喜多:明確に公認に当たってということかは分かりませんが、先般もお会いしたときに、予算の大綱ではしっかりと予算要望にも反映する努力をしたと。そして改革を進めるためにしっかりと今後も頑張ってほしいというような激励はいただいたところです、はい。 日本テレビ:幹事長にお伺いしますが、かねがね、小池知事支援されていたと思いますが、何点か具体的に、どのような点がかがやけTokyo改め都民ファーストの会になったわけです。どういった点で一番、一緒にやっていこうと。 音喜多:ありがとうございます。いい質問をいただきまして、そんなときもあろうかとわれわれが、都知事を支援を表明したときのパネルを持ってきたのですけれども、このときにわれわれが目指したのは言ってみれば知事と都議会の関係健全化、このときは2代続けて知事が不祥事を起こして任期を途中で辞めることになった。その2代続けた知事は、とある特定の政治勢力に全面的な支援を受けて誕生した知事であって、そういった中で都政運営が行われてくる。そうするといつ、どこで、誰が、何を決めているのか分からない。極めて不健全な都政運営が行われていたということに、われわれは最も問題意識を持っていました。そういったことの健全化、関係の健全化を期待して小池知事の誕生を支持したわけですが、今現在、情報公開をはじめとして、いわゆる政党復活予算、そういったものを改善したりであるとか、知事はめざましい活動を続けておりますので、そういった改革姿勢というのはより進めていただきたい。そして知事だけでは限界がある、つまり議会側も変わらなくてはいけない。そのための議会側の応援勢力としてわれわれはしっかり活動していきたいというふうに思っています。 2点目で、東京五輪を含む、公共事業などの利権体質の打破というふうに少し強い言葉で当時も掲げておりましたけれども、東京オリンピック・パラリンピック、先般、知事が見直しを提言したことで少なくとも400億円の削減、そして今まで都民の方々が知らなかった情報というのが明るみに出てきました。こういったことに関してもまだまだ残り3年間、終わったわけではございませんから、それもわれわれとしてはしっかりと後押しをしていく。 そして3点目に掲げた、女性知事誕生による誰しもが輝く東京。女性活用政策、いわゆる多様性ですね、子育て支援、あるいは障害者支援、そういったところに関しましても知事はすぐ補正予算を組んで、今回、予算大綱でもかなり改善がされていると思いますので、そういった今までの男性知事、歴代のしがらみだらけの知事ではできなかった、そういったこともしっかりと支援をしていきたいというふうに思っています。 日本テレビ:最後になりますが、都民ファーストの会というのをほかの議会にもということですが、豊島区にはもうあるということで、北区とか八王子市議会とか、江戸川区議会とかでそういう動きがあるか、3市区だけではなくてほかに出てきそうなところがあるのかという。 音喜多:そうですね。公式に地域政党化するという宣言が今日をもってされたわけですので、それは順次検討していきたいと思います。ただ、都知事選のときにあのとき、40~50名ぐらいですか。無所属議員を中心として、都知事の改革を支持するために選挙をやった仲間がおりますので、そういった方々がいる市議会、区議会というのはひとつ、大きな可能性があるんじゃないかというふうに考えています。 日本テレビ:ありがとうございます。 【連載】都議会に「都民ファーストの会」音喜多氏らの会見 全文2へ続く