【MLB】ウェブの好投でジャイアンツ勝利 今季4度目の4連勝で今季最多の貯金3 Wカード争いに参戦中
【タイガース1-3ジャイアンツ】@オラクル・パーク
日本時間8月11日、ジャイアンツは本拠地オラクル・パークでのタイガース3連戦の2戦目を迎え、先制された直後の5回裏に逆転して3対1で勝利。今季4度目の4連勝を達成し、貯金は今季最多の3となった。ジャイアンツ先発のローガン・ウェブは7回110球を投げて被安打4、奪三振8、与四球1、失点1の好投を見せ、4年連続の2ケタ勝利となる10勝目(8敗)をマーク。3番手のライアン・ウォーカーが今季初セーブを挙げ、タイガース2番手のブラント・ハーターは5回4安打3失点でメジャー初黒星(0勝)を喫した。 【動画】ジャイアンツのブレット・ワイズリーが逆転の2点タイムリー二塁打を放つ 初回一死満塁の先制機を生かせなかったジャイアンツは、先発のウェブが5回表一死からパーカー・メドーズに三塁打を浴び、次打者の内野ゴロが野選となって先制点を献上。しかし、直後の5回裏に連打で無死2・3塁のチャンスを作ると、ブレット・ワイズリーの2点タイムリー二塁打で逆転に成功し、エリオット・ラモスにもタイムリーが出て、3対1とリードを奪った。ウェブは6回表二死1・2塁のピンチを切り抜けるなど、7回4安打1失点の好投。8回表は2番手のタイラー・ロジャース、9回表は3番手のウォーカーが抑え、あすの最終戦を残してタイガース3連戦の勝ち越しを決めた。 前半戦を47勝50敗の借金3で終えたジャイアンツは、後半戦最初の7試合で2勝5敗に終わり、日本時間7月26日の時点で今季最多の借金6。しかし、ロッキーズ4連戦をスイープして持ち直すと、7月に好調だったアスレチックスとの2連戦を1勝1敗で乗り切り、レッズ3連戦は2勝1敗、ナショナルズ4連戦は3勝1敗で勝ち越した。そしてタイガース3連戦も最初の2試合に連勝して勝ち越しが決定。下位チームとの対戦が続いているとはいえ、直近15試合で12勝3敗という快進撃を見せ、一気にワイルドカード争いに加わってきた。トレード・デッドラインでブレイク・スネルを放出しないという選択をしたジャイアンツだが、その決断は3年ぶりのプレーオフ進出につながるのだろうか。