藤井聡太竜王「ずっと浸かっていたい」スーツ姿で足湯にホッと笑顔 竜王戦第2局
将棋の第37期竜王戦七番勝負第2局が2024年10月19、20日に福井県あわら市の「あわら温泉 美松 竜悠(りょうゆう)」で行われ、藤井聡太竜王(名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖との七冠)が佐々木勇気八段に103手で敗れました。 ◆【写真】藤井聡太竜王&佐々木勇気八段が足湯にホッと笑顔 対戦成績は1勝1敗のタイ。4勝すれば竜王位を防衛もしくは奪取となります。 一夜明けた10月21日、藤井竜王と佐々木八段はあわら温泉街を訪問。その中心に位置する足湯施設「芦湯」に浸かり、熱戦の疲れを癒しました。10月22日、福井県あわら市が発表しました。 対局中では見られない両対局者の笑顔にほっこりしてしまいます。 記事後半では最新の2023年棋士の年間獲得賞金・対局料のランキングについて解説しています。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【第37期竜王戦七番勝負】佐々木勇気八段が返して1勝1敗に!注目のシリーズの行方は?
優勝賞金4400万円で将棋界最高位のタイトル戦である竜王戦。4連覇がかかる藤井竜王に挑むのは、2017年に、藤井竜王のデビュー戦から続いた連勝を「29」で止めた因縁の相手・佐々木八段です。 佐々木八段はタイトル戦初挑戦となり、2人がタイトル戦で初めて顔を合わせることは、将棋ファンの間でも大きな話題となりました。 第2局は先手番の佐々木八段が終始ペースを握り、タイトル戦初白星を手にしました。今後も熱い戦いに注目です。
熱戦一夜明け、足湯でほっこり~藤井竜王&佐々木八段も笑顔
一夜明けて2人が訪れたのは、あわら温泉街の中心にある足湯施設「芦湯」。足湯にほっこり浸かりながらフォトセッションが行われました。 同市によると、同施設は福井県産の笏谷石を使用しており、2種類の泉質を活かした源泉かけ流しの足湯が、5つの浴槽で楽しめるとのこと。大正ロマンをイメージした造りや、梅や花菖蒲が描かれたステンドグラスが特徴で、夜になるとライトアップが楽しめます。 和服に身を包み、厳しい表情の多い対局から一転、スーツ姿でパンツの裾を膝までまくって入浴する2人の姿は新鮮です。2人は笑顔で熱戦の疲れを癒やしました。 温泉の印象について、藤井竜王は「浸かりやすいお湯、ずっと浸かっていたいような気持ちのお湯」と笑顔。 佐々木八段はおやつで”4連投”(1日目午前&午後、2日目午前&午後でセレクト)したいちご大福について「私は結構お餅も好きなので、ぺろりと食べられました」と語りました。