《母親の介護で山梨に移住》岡田美里さん、「予想もしなかった未来が始まった」どんどん夢が開花していく田舎暮らしを語る
母の介護のために山梨に移住して数年。無添加ジャムブランド立ち上げ、料理教室を主宰するなど、移住先で新たな暮らしを始めているモデル・岡田美里さん。12月5日発売の大人女性に向けたムックシリーズ『reShine冬号』から岡田さんのインタビューを一部抜粋して紹介する。 【写真】岡田美里、母の介護をきっかけに始めた田舎暮らしで、次々とやりたかったことを叶えていく
予想外の出来事が新しい扉を開けるきっかけに。どんどん夢が生まれていく「森の家」
富士山の麓、自然豊かな緑が広がる場所に美里さんの「森の家」はあります。 「母の介護をする、と決めて この山梨に移住したのはコロナ禍が始まるちょっと前。東京の自宅は高台にあり介護には不向き。もともと所有していたこの家は造りも環境も介護にはちょうどよく、こちらに移り住むことにしました」 ダンボール120個の引っ越しを経てお母様と暮らし始めた矢先、コロナ禍に。 「母とほぼ2人きりの生活になりました。そんなある日、近所さんが玄関先にプラムを置いていってくれたんです。そのプラムでジャムを作りご近所の方にお配りしたら大好評。それがそのまま、ジャムブランド『ジャムオブワンダー』を立ち上げるきっかけに」 無添加の優しい味と洒落たパッケージのジャムはたちまち大人気となり、WEBサイトから道の駅、ついには東京のオーガニックマーケットにも卸すように。 「コロナ禍で頓挫してしまった計画もたくさんあったけれど、それ以上に自分では予想もしな かった未来が始まりました」 ダイニングの一番端の席が美里さんの定位置。「コロナの自粛中はほぼ毎日、ここで刺繍をしていました。集中して刺繍をしていると、心が落ち着いていくんですよ」
大人の料理に多くの手順は不要。ちょっとしたエッセンスで見慣れた料理も新鮮に
自分が作る料理は手抜き料理、とおっしゃる美里さん。 「私自身が面倒くさがりなのに、面倒くさいことをやりたくなってしまうので、いかに簡単にできるか、ということだけを考えて生まれたレシピばかり。でも、それを教室でやると生徒さんに喜ばれるんです。料理教室に来てくださっている方達は、すでに料理が作れるのでプロセスなどはあまり教えません。 お伝えするのは、ちょっとしたエッセンス。この組み合わせがいいとか、これにこれを足すと味に深みが出るとかね。だから私が紹介するのは、誰でも手に入れられる調味料などが多いんです」 ◆モデル・岡田美里 モデル、キャスター、女優として活躍。結婚後は元祖カリスマ 主婦として人気に。祖母はデンマーク人、父はE.H.エリック、 叔父は岡田真澄。長女と次女がいる。 『reShine冬号』では、飯島直子さんが表紙を務める。映える&効きめがある&気分が上がるおしゃれ・美容・趣味・暮らしの実例を紹介。林真理子さんのエッセイの他、特集記事「美しい人のマイルール」では、黒田知永子さん、松本孝美さん、岩井ヨシエさんほか、大人世代の人気モデルたちが、今の年齢だから楽しめるおしゃれのヒントを紹介している。 ※『ReShine』2024年冬号
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