【宝塚記念 俺のチェックポイント】ブローザホーン京都は得意!18年ぶりの舞台替わりがチャンスに
東西トレセンで取材する記者が、日替わりでGⅠ出走馬の気になる点を直撃する「俺のチェックポイント」。初日は、大阪サンスポの北池良輔記者がブローザホーンに注目した。初のGⅠ挑戦となった前走の天皇賞・春で2着。今年は18年ぶりの京都開催と条件が後押しする。タイトル奪取の可能性を探った。 阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事に伴い、18年ぶりに京都で行われる宝塚記念。舞台替わりでチャンスが生まれる馬もいるはず。前走の天皇賞・春で2着に健闘し、京都芝で【2・1・0・1】のブローザホーンに注目する。 田嶋助手は「京都は得意ですね」と楽しみなようす。天気予報では週中に大雨が降り、レース当日も微妙。稍重以下では【4・1・2・3】と渋った馬場を苦にしないタイプだけに「雨が降ってくれたらもっといい。無駄な力を使わない。持って生まれたものが大きいと思います。好材料がそろいました」と歓迎する。 15日は栗東坂路で4ハロン53秒6-12秒7。一杯に追われながら併走馬に遅れた点が気になったが、「この子にとって、しっかりと負荷をかけられました」と納得の表情。状態についても気にする必要はなさそうだ。 GⅠ馬が4頭がそろったが、「GⅠでも力を発揮できるようになってきたし、このメンバーでもしっかり力を出してくれると思う」と同助手。ファン投票は24位も侮れない。『一発ありそう』とノートに記した。(北池良輔)