藤井聡太7冠「ハハッ」新年初笑い 指し初め式初体験の“長考”に杉本師匠から“指導”
藤井聡太7冠(22)が6日、名古屋市中村区の名古屋将棋対局場で、将棋界の年明けを告げる「指し初め式」に出席した。東海地方ゆかりの棋士と女流棋士計9人が対局場の4つの将棋盤でリレー形式の模擬対局で新春を祝った。 藤井は「新しいことに挑戦することを恐れずに、しっかりと実力を高めていきたい」と抱負を語った。デビュー9年目にして初の指し初め式では、“長考”する場面も。杉本師匠から「上手は“長考”しないものだよ」と笑顔でアドバイスを受けると、「ハハッ」と新年初笑い。8日には東京渋谷区の新将棋会館で叡王戦本戦トーナメント1回戦で増田康宏八段と対戦する。全8冠再チャレンジの25年が始まった。