通行料金が最大50%戻ってくる!? ETCを使って高速道路を走るなら 必ず登録しておくべき“無料のサービス”とは
ETCを使った分だけポイントが貯まり還元される
原油などのエネルギー価格は、ウクライナ情勢、中東情勢の長期化を受け、高止まりを続けています。 【画像】「えっ…!」これが高速料金半額戻る「 オトクなサービス」です(21枚) その一方で、外国為替相場における円安は、局所的には一進一退を繰り返しながらも着実に進行し、2024年6月26日にはおよそ37年半ぶりとなる「1ドル=160円台後半」の水準となりました。 こうした外的要因、さらには国内の人手不足も影響したインフレで、諸物価は高騰を続けています。
そんななか、カーライフの必需品であるガソリン価格は、170円台なかば(レギュラーガソリン1リットルあたり全国平均、以下同)でとどまっています。 しかしこれは、2022年4月からの「燃料油価格激変緩和補助金」が適用されていることによるもので、いつまで続くのか不透明です。 もし数度の延長が行われてきたこの制度がなくなれば、一気に200円超えが現実となり、クルマのオーナーの負担増は確実です。 その打撃を少しでも和らげるためには、カーライフの他の部分での支出増を抑えるのが早道と言えるでしょう。 その対応策で、ぜひおすすめしたいのが、ふだんどおりの使い方でも高速道路料金を大きく節約できる「ETCマイレージサービス」の利用です。 このサービスは、ETC通行による高速道路の通行料金支払い額に応じポイントが付与され、そのポイントが一定数になると、通行料金として使える「還元額」に交換できるというものです。 対象となる高速道路は「NEXCO東日本/中日本/西日本」「宮城県道路公社」「本州四国連絡高速道路」「愛知道路コンセッション」「神戸市道路公社」「広島高速道路公社」「福岡北九州高速道路公社」です。 ポイントの付き方は各高速道路事業者によって異なり、また基本的に個別に集計されます。 NEXCO各社および宮城県道路公社は10円につき1ポイントで、これら各社のポイントは合算されます。還元額への交換は「1000ポイント→500円分」「3000ポイント→2500円分」「5000ポイント→5000円分」となります。 本州四国連絡高速道路もNEXCO各社等と同じく10円につき1ポイントで、還元額への交換も同等ですが、NEXCO各社等のポイントとは合算されません。 愛知道路コンセッション、広島高速道路公社、福岡北九州高速道路公社は100円につき1ポイントで、還元額は「100ポイント→100円分」です。神戸市道路公社が50円につき3ポイントで、還元額は「200ポイント→100円分」となります。なおこれら各社については、利用金額に応じた「加算ポイント」も付与されます。 ETCマイレージサービスによるポイントは走行の翌月20日に加算され、有効期限は「ポイントが付いた年度の翌年度末」(例:2024年7月に付いたポイントは、2026年3月末まで有効)となります。