流通経大柏が8強進出 優勝候補の大津(熊本)撃破 全国高校サッカー
サッカーの第103回全国高校選手権は2日、フクダ電子アリーナなどで3回戦8試合が行われ、千葉代表の流通経大柏は2―1で優勝候補の大津(熊本)を下し、準優勝した97回大会以来の8強に進出した。 前半36分、縦へのロングボールにFW山野春太が走り込み2試合連続先制ゴール。伝統のハイプレスで前半は大津にシュートを打たせなかった。後半14分にCKからこぼれ球を詰められて同点とされたが、相手が前掛かりになる中でロングボールを山野が頭でつなぎ、最後は飛び出したFW粕谷悠が勝ち越しゴールを決めた。 FW2人の得点で難敵を撃破。山野は「最高の舞台で得意のかたちで得点できて非常にうれしい」と喜び、粕谷も「ツートップでゴールできてよかった」と試合を振り返った。 流通経大柏の次戦は4日、フクダ電子アリーナで行われる準々決勝(午後0時5分試合開始)で、7大会ぶり3度目出場の上田西(長野)と4強入りを懸けて対戦する。